国鉄の残り香
この週末は良い天気だったので撮り鉄日和でした。
まずは13日土曜日、始発で最寄駅を出て、2時間半かけて高崎線の本庄駅へ。
かつては東海道のブルートレインを牽引したEF65の500番台も、残すところ高崎の501号機のみとなって随分経ちましたが、撮れる時に撮るというスタンスの自分は全然撮影に行っておらず、2014年以来7年振りの撮影です。
まあもっとも先日、南千住で顔だけ撮ってはいたのですが。
土曜日は天気が良かったので沿線の撮影地で撮りたかったのですが、午後から地元で用事があり、この工臨の続行列車で帰らないといけなかったので、順光かつ列車被りのない本庄駅を選択しました。
翌日はEF66-27が日中の武蔵野線を走行するとの事だったので、吉川美南へ。
75レ(東タ発隅田川行)
こちらも東海道ブルトレをかつて牽引していたEF66の0番台機で、27号機はEF65-501と同様に稼働するEF66の0番台最後の1機です。
前日と同様に順光かつ被りのないアングルをと思い、通過3時間前に到着しましたが、既に8人ほどが構えており、被らないアングルは自分の安全基準で撮影不可能だったので、渋々サイドから望遠で抜くアングルで撮影しました。
本当はもう1スパン奥の架線柱のところで切りたかったのですが、フルサイズ+300mmではこれが限界でした。
撮影時には40人を超えるカメラマンがいて、機関車の人気ぶりを物語っていました。
ちなみにこちらの撮影は2009年以来なんと12年ぶり(!) 本当に縁の遠い機関車でした。
実は、昨日23時過ぎに、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震があった為、東北新幹線の那須塩原以北が運転を見合わせ、那須塩原以南も大幅に減便して運転をしていたのですが、新幹線旅客救済の為に上野から那須塩原へと185系を使用した臨時快速(通称:救済臨)が運転されるとの事でした。
下りの救済臨は上野の発車が11時ちょうど、那須塩原の到着予定が13時過ぎで、丁度EF66撮影の待機時間だった為、撮影できなかったのですが、その列車の折り返しも快速列車で戻ってくる情報が入った為です。
白岡駅で友人の車に乗せてもらい、白岡陸橋へ向かいました。
那須塩原を13:20に発車して上野まで2時間を切るという、かつて185系で運転されていた新特急なすのを超える韋駄天ダイヤでした。
185系も今年3月のダイヤ改正で踊り子号から引退し、先行き不透明なため本当に今回は貴重な機会でした。白岡陸橋も大勢のカメラマンで賑わっていました。
撮影が終わったら、友人と白岡駅で解散して、大宮駅のカニチャーハンをキメに行きました。
美味しいんだけど、行く度に値段上がるの何とかなんないかな。
そのまま神奈川の寮に帰るつもりでいましたが、先程のEF66が戻ってくるとの事だったので、今度は常磐線の北千住で撮影。
1時間前に到着して撮影者は自分と弟だけだったのですが、みるみるうちにカメラマンが増え、通過直前には30人を超えていました。
76レ(隅田川発東タ行)
まあ日没後で真っ暗だったのでまともに撮れなかったんですがね。
そのあとカラオケに行き1時間半ほど歌ったあと帰路に着きました。
帰り道の府中本町駅で乗り換え待ちをしていると、先程撮影したEF66が目の前を通過。
カラオケしている間に76レはぐるっと武蔵野線を大回りしていて、途中長時間貨物駅に停車していたので、期せずして追い越す形になっていたみたいです。
最初から最後まで国鉄時代の車両を撮る事になり、充実した週末でした。