急行「ラブライブ!サンシャイン!!」号と俺達の沼津ゲキ推し旅
2023年6月18日、急行ラブライブ!サンシャイン!!号に乗ってきました。
あまりにも良い列車だったので、しっかり記録を残しておこうと思います。
遡ること約1か月、5月17日の夜。
仕事の休憩時間にスマホを見ると、とんでもないニュースが出ていた。
「ラブライブ!サンシャイン!!」沼津ゲキ推しキャンペーン!第二弾! (jr-central.co.jp)
このプレスに、6月18日、臨時急行「ラブライブ!サンシャイン!!」号の運転と書かれていて、しかも指定席券の発売が翌10時から!?
なんとか10時打ちできることが判明したため、夜勤仕事を早めに切り上げ、ラブライブサンシャイン繋がりのLINEグループで参加者を募り、翌5月18日早朝4時に大宮駅のみどりの窓口へ並んだ。6時に整理券を受け取り、一旦解散。
9時45分に再集合して、10時打ちに挑む。9時50分頃から窓口で購入の準備を開始。
ところが、窓口の人に列車名や区間を伝えても、列車が該当しないらしい…
JR内の電報?で確認してもらったところ、発表されていた列車名が「ラブライブ!サンシャイン!!」だったが、マルス上の列車名は「サンシャイン!!」となっており。更に特定の方法でしか購入できない発売制限が掛かっていた(駅員談)との事で、9時58分になんとか準備完了。そしてあっという間に10時に…
駅員「とれました!!!!」
僕「やったーーーーーーーー!!!!!」
ラブライブ!サンシャイン号の10時打ちは無事に成功しました…
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年5月18日
窓口のが見習いの方だった上に、
・列車名が「サンシャイン」
・浜松〜沼津の区間指定では検索ヒットしない
という罠を掻い潜ってプレミアチケットを押さえて下さって本当に感謝です…
朝4時に並んだ甲斐があった… pic.twitter.com/Z9SA16VOD4
大宮駅の駅員さん、本当にありがとうございました。
それから約1か月、6月17日の仕事終わりから沼津に前泊。
夜9時過ぎに沼津に到着し、八福さんで中華呑み。
THE、町中華。期待通りの美味しいご飯でした。
宿に着いたら速攻寝落ちしました。
そして翌6月18日、いよいよ運転日になりました。
撮り鉄の朝は早…早すぎんだろ、起床4時20分は…
早朝の沼津駅でいろいろ写真を撮ろうと思っていたのですが、酔っ払いが文字通り転がってて若干怖かったです。
沼津4時56分発の下り始発静岡行き725Mに乗車。道中は富士山がきれいに顔を出してくれていました。
こんな早朝の電車に乗ったのは、臨時急行ラブライブ!サンシャイン!!号の車両が静岡車両区から浜松駅へ送り込み回送されるため、それを撮るためでした。
しかしここでも悩ましい出来事が。2番線に回送が入ってくるのですが、時間的に三島からくる普通電車が被る可能性が…
それを知ってか知らずか、他の撮り鉄の方の大半は2番線で待機されていて、3・4番線側からは自分ともう一人の2人だけしか居ませんでした。しかし2番線はアングル的にあまり良い構図にはならない…と思い、被られるのを覚悟でそのまま3・4番線側に残りました。
そして6時30分頃、送り込み回送は静岡駅2番線に入線。
ばっちり撮れたー!!!!!
2023.6.16 373系F2+F8編成
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月17日
ラブライブ!サンシャイン!!号
送り込み回送が静岡駅入線!
特製ヘッドマークと車内装飾が実施されています! pic.twitter.com/r4OuwrhVR7
これは凄い…!
ヘッドマークは勿論、車内装飾も実施されていて、俄然乗るのが楽しみになりました。
速攻Twitterに上げたら通知が止まらなくて大変なことになってました。
しかし撮影はここだけでは終わりません。回送列車は6時40分前に浜松へ向けて出発する予定だったのですが、実はその数分前、静岡駅6時34分発の927M豊橋行きに乗車すると浜松までの各駅に回送より先行できるのです。
回送列車は更に静岡の2つ先、用宗駅で貨物列車の退避と思われる停車も予定されていた為、用宗駅へ移動します。
ところが乗車した927Mは、接続列車の遅れを受けて4分延で走行。
用宗で降車して、そのまま信号機を確認していたところ、退避予定の線路ではなく、そのまま本線の信号が開通したため、これは…と思い慌ててホームを移動。
案の定、数分後に本線を通過していきました。
2023.6.18 回9481M 373系F2+F8
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月17日
ラブライブ!サンシャイン!!号 回送
373系にサンシャインのヘッドマークがついているの、感動しますね… pic.twitter.com/PbMS0nXwvK
結果的にきれいな編成写真を撮れたので大満足。
この後、後続の普通列車で浜松駅へ向かっても、急行ラブライブ!サンシャイン!!号の乗車には余裕で間に合うのですが、まだ物足りなかったので、静岡へいったん戻った後、新幹線で浜松へ向かい、回送列車を追い越しました。
まずは入線をきっちり仕留め
ヘッドマークもしっかり回収。シンプルで良いデザインですね。
急行ラブライブ!サンシャイン!!号の送り込み回送は浜松に到着しました!
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月17日
1番線には既に臨時急行の表示が…! pic.twitter.com/zckoMIbYWS
浜松駅の臨時急行ラブライブ!サンシャイン!!号発車標 pic.twitter.com/FzRkZXqIMy
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月17日
浜松駅到着時、既に発車予定の1番線の次の旅客列車が臨時急行だったので、案内表示もばっちり出ていました。
今回のイベントのスタッフさんも現れ、スタッフシャツが可愛かったので、記念に1枚撮らせて頂きました。
この後、車両は一旦東京方の電留線に引き上げ、9時過ぎに1番線に入線。
入線シーンも撮りたかったのですが、それを撮っていると、追加運転となった急行ラブライブ!サンシャイン!!2号の送り込み回送を撮れないので、さっさとホーム端に移動。
9時5分過ぎ、浜松駅に急行ラブライブ!サンシャイン!!2号の送り込み回送が到着。
ん?後ろから新幹線が来てるな…?と思い、新幹線が写りそうな位置に若干移動。
JR東海さん…
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月18日
急行ラブライブ!サンシャイン!!号と新幹線並べるの強すぎるっピ… pic.twitter.com/iWSxCH3ejA
おお…並んだ!偶然の産物ではありましたが、新幹線との並びも回収できました。
勿論編成写真もばっちりです。
そしてあっという間に発車時刻。座席はこんな感じ。
特製のヘッドレスト(持ち帰り可)に窓枠装飾まで…!
JR東海の並々ならぬ気合を感じます。
各号車の間にあるコンパートメント席にも装飾が実施されていて、そちらについては号車ごとに15分間の見学タイムがありました。
まずは2年生エリア
つづいて1年生エリア
最後は3年生エリア
凄すぎる…Aqours愛に満ち溢れている…!
車内放送もキャラクター9名全員分の放送があり、この列車旅に感動を与えてくれました。(そのうち追加します。)
Aqoursたちと一緒にラブライブ!サンシャイン!!号乗車中です〜! pic.twitter.com/jjItPGcW0l
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月18日
更に静岡駅発車後、記念乗車証の配布がありました。
静岡発車後に記念乗車証の配布!
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月18日
硬券チックな作りでエモすぎる… pic.twitter.com/qHmpnIaZB0
そんなこんなで、あっという間に2時間の列車旅は終了。
2時間乗ってたはずなのに、浜松~沼津を新幹線で移動したときよりも短かったような気がするほど、ぎゅっと濃縮された最高の列車でした。いつかまた運転される機会を願っています。
後を追ってくる急行ラブライブ!サンシャイン!!2号の撮影は、同行者共々お腹が空きすぎてヤバかったので、駅ビルに入ってる沼津魚がし鮨の入店予約をした後、6Fの立体駐車場内から撮影することに。
沼津魚がし鮨の待ち時間に、駐車場から臨時急行ラブライブ!サンシャイン!!2号を撮影。2号はすぐ折り返し回送になりました。 pic.twitter.com/9mNP8XY1X5
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月18日
沼津駅進入・入線どアップ・折り返し発車時に沼津駅前と富士山バックと3発撮れて満足。
お寿司もサイコー!やっぱ沼津きたら魚食わんとな…
お次はグランマさんのシーサイド店へ。
混雑していたのでケーキだけ買って内浦の海辺でケーキを食べました。
お茶とケーキと海で休憩☕️ pic.twitter.com/53A51G5odj
— うなふぃす (@unafis_one) 2023年6月18日
エモい気分になった一同は、そのまま長井崎近くの防波堤へ向かい、のんびり写真撮影。僕は同行者のスナップを撮っていたのでここには載せられませんが、楽しいひと時でした。夕日も出てきていい感じに。
エモエモな気分のまま、聖地・安田屋旅館さんで日帰り入浴をキメます。
湯上りに沼津港へ。びゅうおがきれいにライトアップされていました。
最後は松福さんでおいしいチャーハンと餃子を決めて、同行者と沼津駅で解散。
急行ラブライブ!サンシャイン!!から始まった、沼津ゲキ推し旅、めちゃくちゃ楽しかったです。
幻日のヨハネ放送開始で、再び沼津に行く機会が増えると思うので、これからが楽しみ。
SL銀河狂想曲 ~ひたすらSL試運転を追いかける~
2023年3月2日~3日にかけて、SL銀河の東北本線試運転(盛岡~一ノ関)に行ってきました。
3月4日・5日に元々知人と一緒に上越に旅行の予定があって、休みを取ったところ、仕事のシフトの都合で3月2日・3日も休みになったため、鉄道開業150周年パスを購入して、どこか行こうと考えていました。
「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」のご紹介 (jreast.co.jp)
行き先に悩む中、SL銀河の試運転撮影になったのは、このPDFを見たからでした。
「SL 銀河ナイト撮影会 in 一ノ関運輸区」
20230210_mr01.pdf (jreast.co.jp)
木曜夜に、SL銀河と関係ない一ノ関運輸区で撮影会?
妙だな…と思いTwitterで検索すると、SL銀河は毎年なんらかの形で、試運転やイベント運行で2日かけて一ノ関を往復している事に気づき、もしやこの撮影会は試運転に合わせて計画されたのでは…?と思い、思い切って3月2日の朝一に盛岡へ向かいました。
もし試運転なかったら釜石線でキハ110系0番台撮ってた
2023.3.2
こまち1号で盛岡へ。
あっという間に盛岡へ。はやぶさ・こまちマジで速ええ…
さて、試運転のダイヤですが、2019年に運行された「SL銀河 いわて幸せ大作戦」のダイヤかなと推測していました。
pdf_1552894866m.pdf (jreast.co.jp)
盛岡駅9:40発なら新幹線を下りたら姿が見える位置にいるだろうと思い、ホームへおりるも、姿が見えず…
これは試運転の予想外した…?と思いつつも様子をうかがうこと30分。SL機関庫の方から汽笛が聞こえ、しばらくしてC58-239が姿を現しました。
逆機走行の姿見るのも新鮮。
徐々にバックしてきて、前面が見えたときに、先日の試運転では付いていなかった、試運転専用ヘッドマークが取り付けられていることに気づきました。
ヘッドマークかっこよすぎだろ…
入換て盛岡駅5番線に転線してきました。
この段階で、運転席のスタフを確認して本日のダイヤを把握。
試運転より先発する10:20発の北上行普通列車2526Mに乗り込み矢幅へ先回り。
矢幅はSL銀河の本運転送り込みを約4年前に撮影して以来久々にやってきました。後続の普通一ノ関行1536Mの待ち合わせの為停車時間も長く、ゆっくり撮影しようと思っていたら、停止位置がホームを超えた先だったので撮影できず。
1536Mで再び先回りして花巻~村崎野で撮影。
踏切の遮断機脇から撮影しているのですが、この踏切は後で大変なことが起こります。見張りにきたJRの方と談笑しながら撮影。
下り勾配で煙が…次の撮影地は煙が望めるところにしよう…
SL銀河試運転は北上駅で1時間ほど停車時間があり、その間に普通一ノ関行1538Mと1540Mの2本に追い抜かれる為、三度の追い越し。矢幅でゆっくり撮影できなかったので、北上の停車中に…と思っていたら北上駅もホームから離れた側線に停車していたため撮影できず、1538Mで金ヶ崎へ。
六原~金ヶ崎駅間の撮影地へ向かう途中のラーメン屋さんでお昼。
手もみ中華そば高はしさんで醤油ラーメンをいただいたのですが、シンプルにおいしかったのでまた行きたいところ。
撮影地の踏切に移動すると、地元の方がSLを見に来ていました。話を聞くと煙煤の関係で試運転日が地元の方に周知されていたみたいです。
煙を期待して撮影地を選んだら、想定アングルが下り列車向けで、SL銀河試運転は上り列車だったため煙が出るかどうか分からなかったのですが、結果的に煙は出てくれました。強風で思いっきり反対側に流されましたが…
六原~金ヶ崎で撮影後、後続の普通列車で一ノ関まで追いかけると、SL銀河試運転の20分後くらいに一ノ関に到着するので、構内入換くらいは撮れるかなと思っていたのですが、時刻表をよく調べていると、撮影地から2km近く離れた六原駅から約20分後に発車する普通列車(六原14:18発の1539M)で北上駅へ戻り、6分の乗換で14:30発の東北新幹線やまびこ64号で一ノ関に向かうとSL銀河試運転の到着数分前に一ノ関へ先着できることが判明。
10㎏近くある撮影機材の入ったカメラバックとキャスターバックを持っていて、六原駅に間に合うかが問題でしたが、なんとか必死に早歩きしてギリギリ間に合いました。ホームに出たら接近放送鳴ってた…
新幹線で追い抜いて一ノ関到着を撮影。なんとか間に合いました。ホーム端に着いた時には機関車が見えていました。
前代未聞、列車での追っかけで5発撮影(盛岡・矢幅・村崎野・金ケ崎・一ノ関)は、なかなかできるものじゃないですね…
一ノ関駅東側、新幹線の高架下の駐輪場から一ノ関運輸区内の入換を撮影します。
カマはもちろん、PCDもかっこいいのがSL銀河の魅力の一つ。
一ノ関運輸区のジョイフルトレイン的存在、POKEMON with YOUトレインとも並びました。
一ノ関運輸区、いいロケーションだったな…
夜間撮影会関係の車両入換も終了したので、盛岡へ戻ります。
盛岡冷麺うまー!
日本の麺料理で一番好きかもしれない…
デザートのパフェもいただく。
夜勤明けの疲れもあり、19時過ぎにホテルに戻るとそのままベッドに力尽き就寝…長い撮影でした。翌日もっと長くなるなんて知らずに…
2023.3.4
早朝の盛岡駅からスタート。
まずは盛岡駅のSL銀河の展示をパシャリ。
今日は150周年記念パスが使用可能なので新幹線から。SL銀河の撮影の前に見たいものがあり、はやぶさ102号で北上へ。
E6系側がZ1編成だー!
こっちに乗りました。
北上駅にやってきました。
快速アテルイは1993年に前身となる、平日朝に盛岡へのラッシュ輸送を行う気動車快速(当時列車名無し)だったらしく、2000年頃に東北の英雄アテルイの没後1300年記念事業の一環で列車名が付けられたとのことで、20年以上の間ひっそりと平日朝に下りの水沢~盛岡間に1本だけ走る、列車名のある快速でしたが、2023年のダイヤ改正後は北上始発に短縮の上、普通列車となります。
701系のLED、1/125で止めるの難しすぎた…
撮影後、乗り込んで盛岡へ戻る。
701系の快速運転もなかなか貴重なので楽しめました。
はやぶさ8号で再び一ノ関へ。
一ノ関運輸区へ向かうとSL銀河の入換が始まったところでした。
てっきり運輸区内で編成を組成するのかと思ったら、各々ホームに走って行って連結してました。
一ノ関駅のホームへ向かうと、JRの方や幼稚園児が大勢いて歓迎ムードになっていました。
SL銀河の純正ヘッドマーク、青プレと大船渡線開業時のヘッドマーク(担当者談)を展示していました。
SL銀河、やっぱりかっこいいなあ…
ちなみにこの段階で今日のダイヤも確認済み。
こ線橋からもパシャリ。試運転は10時頃出発。
地元の幼稚園児のお見送りが可愛かったです。
写真に残せてよかった。
POKEMON with YOU トレインのヘッドマークも並んでました。
後続の1533Mで追いかけます。
前沢で追い抜いて、昨日と同じ六原~金ヶ崎のポイントへ。
大爆煙…!これが撮りたかったんだよなあ…
金ヶ崎駅で後続の1535Mに乗ろうと改札を通ろうとすると、なぜか駅員に止められ待合室で待つように言われる。
数分後、花巻~村崎野駅間で人身事故発生の報。東北本線の列車は順次抑止となる模様。乗車予定の1535Mも一旦運転を見合わせましたが、とりあえず北上駅まで行ってくれる事になったので、乗車して北上駅へ。
こちらも抑止となってしまったSL銀河試運転を撮影。今日も側線でしたが望遠レンズで取れる位置にいました。
結局2時間後の14時過ぎに運転再開となり、抑止されていた1535Mで村崎野へ行き、昨日の撮影地へ。
ところが撮影地へ到着すると、10名ほどのJR職員と岩手朝日テレビの撮影クルーが。SLの撮影かと思ったらどうも様子がおかしい。そうです、撮影地の踏切が先程の人身事故現場でした。
とはいえ現場も片付いていたので、気にせず昨日と同じような立ち位置でカメラを構えたところ、JR職員から撮影を止められました。
理由を聞くと、障害検知装置が動作する恐れがあるからとの事。
もちろんこちらは遮断機の外から撮影していて、踏切関係の仕事をしていた自分の感覚としては動作の心配はないはず、というかここで動作したら電車止まりまくるわ。って位置だったので、納得いかず「えー」と声が出てしまう程イライラしてしまったのですが、ちょっと落ち着いて考えたら、JRさんは人身事故でピリピリしているところ無神経だったなと思ったので反省して撤退。気を取り直して村崎野駅へ戻りました。
人身事故でダイヤが乱れた東北本線、SL試運転が来るはずもなく…約3時間遅れの15時40分過ぎに村崎野を通過。
結果的に爆煙が撮れたのでヨシとしましょう。
本来ならこのあとの普通列車で追えば日詰で追い抜けるはずだったのですが、ダイヤ乱れとなってはあてにならないので、北上駅に戻って新幹線で盛岡到着を待ち構えることに。
新幹線ホームに上がると、ホーム端にカメラマンが5人。
何か来るのか気になったので聞いてみると、ALFA-X狙いで来たけど、まだ通過してないとのこと。村崎野でのSL試運転の待ち時間にTwitterで新青森駅停車中の写真が上がっていたので、そのことを伝えた直後、通過放送が流れ…
ALFA-X登場…!昨年の青森旅行以来の走行シーンでちょっと感動しました。カメラマンの方々と嬉しさを共有しながら盛岡へ。
新幹線の車窓から、日詰に停車中のSLの姿がちらっと見えたので。追い抜いているのは把握してました。問題はどこのホームに到着するか。跨線橋から到着放送を確認して、7番線に入線してくるSL銀河を田沢湖線の8番線ホームから撮影。
田沢湖線ホームは他のホームより短く、7番線停車中のSL銀河の編成写真は撮れないので、入ってくるところを撮るしかなく、日没後で撮れるか不安でしたが、70-200mmF2.8が本領を発揮してくれました。ありがたや。
入線シーンを撮影後はSL機関庫へ移動して入庫シーンを撮影。割と急いでいったのですが、ちょうど転車台で回るタイミングで到着。ダイヤが乱れていたので入換も爆速でした。
この2日間追い続けたSL銀河の試運転もいよいよラスト。
停車中に雰囲気のある1枚を撮れたので大満足。
機関庫のシャッターが閉まるのを見届けて撤収しました。
結果的に今日も5発(一ノ関・金ケ崎・北上・村崎野・盛岡)、トータルで往復10発+構内入換の大撮影となりました。
18:50発のこまち42号で帰ります。
連結器の開いたE6系もなかなか撮れないですからね。
連結器パッカーン
夕飯は秋田米サキホコレの期間限定駅弁。
駅弁のお米としては美味しかったのと、おかずが好みだったので非常に良かったです。いぶりがっこ最高。
駅弁を食べ終えたら写真の編集でも、と思っていたのですが、疲れから一瞬で寝落ちし、気が付いたら大宮でした。
盛岡~大宮が2時間かからないの、新幹線の凄さを改めて感じました。
結果的にSL試運転の撮影旅行となった今回でしたが、ご当地グルメもしっかり食べれたので割と満足してます。
それにしても列車移動だけでSL撮影10発はやばすぎるんよ…
ただただSL銀河、C58-239のかっこよさに惚れ惚れする2日間で、今年は本運転も行こうと心に誓い。この撮影記を締めたいと思います。
どこかにビューーン@長野
以前から使ってみたかったどこかにビューーンを申し込んだところ、長野駅が当たったので遊んできました。
2023.2.1
大宮からはくたか555号で長野へ。
道中写真すら撮っていない体たらく…
この時点では旅程を全く立てておらず、新幹線の車内で長電の撮影に行く事を決めた。
長野駅着いてお金おろしてたら乗り換え時間ギリギリになってしまい危なかったが、無事に乗車。
先日、東急電鉄の8500系は全て引退してしまったが、長野では赤帯の8500系は未だ主力として健在。マッコウクジラのように息の長い活躍をこれからも期待している。
お目当ては元小田急のロマンスカー、温泉特急ゆけむり号の撮影。
旧下高井郡夜間瀬村(現在の山ノ内町夜間瀬)祖母の出身地なので、うな家のルーツの場所でもあったりするので、湯田中周辺は思い入れのある場所だったりします。
撮影の合間に山賊焼きのバクダンおにぎり(地域限定)を頂く。
結構待って、ゆけむり号を撮影。
順光晴れカットと思ったら草津方面から雪雲が湧いてきてやられました。
歩いて夜間瀬川橋梁へ移動して折り返しも撮影
旧山の内線のなかでも、この辺りの景色は雄大でとても好き。
信濃竹原駅へと歩く途中、立派な氷柱があったので撮影。
風情ある信濃竹原駅でスナップ撮影。
思ったより電車と絡めるアングルが思いつかず、やっつけで撮ったけどいい感じになりました。
時間があったので一旦湯田中へ移動。
湯田中駅周辺も雰囲気あっていい感じ。
上条へ戻ってスノーモンキーを撮影。
行くたびに第二編成(新塗装)に出くわすので、たまにはNEX時代の塗り分けである第一編成も撮りたい。
湯田中駅に戻って併設の楓の湯で一休み
内湯がばか熱くて、10秒浸かれないほどのヤバさ。店員さんに言ったら前の日の低温でぬるくなりすぎた為に源泉の機械調整したら今日は激アツになったらしく、内湯の入浴を諦めて露天風呂に浸かった。
そして本日のメイン、湯田中→長野間の特急ゆけむり展望席!
いつのまにかネット予約制になってたので、ありがたく先頭を押さえて、ビールを飲みながら景色を堪能しました。
楽しかったのでまた湯田中行きたい。
夕飯は長野駅前のラーメン屋で何故か無性に食べたくなったつけ麺を頂きました。
前日の仕事の疲れが抜けなかったので、早めに戻って市役所前駅最寄りのアパホテルで一泊。
2023.2.2
翌日もホテルで朝食を取る。
朝から動くことが多いので、ホテルの朝食は意外と食べないんだよねえ…
今日は善光寺参りと食べ歩きがメイン
善光寺下まで長電に乗ったら欲張りセットが並んでいた。
この記事読んでる人にはマジで気をつけてもらいたいんだけど、善光寺下駅から善光寺までは延々上り坂を800mくらい登らされるので、長野駅からだったらバスで山門近くまで行く事をオススメします。
山道も善光寺も平日朝だったのでガラガラでよかったです。
その後は食べ歩き。
友人紹介の縄文おやき村の焼きおやきが、とっても優しい味で最高に美味しかったのでまた行きたい。
長野駅の草笛さんで信州そばを頂く。
草笛さんのくるみそばは僕にとってはもはや鉄板。くるみの甘いたれが最高に美味えんだ…
長野駅近くから送迎バスの出ている、裾花峡天然温泉宿うるおい館で午後はがっつり休憩。
硫黄カルシウム泉とサウナが非常に良きでした。
オロポあるのもポイント高い。
夕飯は天ぷら「ながの」さんでしなの定食&ぽんしゅ。福岡のひらおさんと同じように揚げたてが次々出てくるシステムで非常に美味しい。このクオリティて1500円は安すぎるなあ…
新幹線待ちの間カラオケをして、最終のはくたかで撤収。
ながもかわいいよながも
行き当たりばったりの割に充実の2日間を過ごせてよかった。マイナポイントをJREポイントに変えたので、以前からのポイントと合わせてあと4回はどこかにビューーンできるので、またノープラン旅行を満喫したいと思いました。
ふぁなごや遠征
2023年1月29(日)の
fhána Cipher Live Tour 2022-2023
Final 名古屋ReNY limitedに参加する為、車で名古屋に行ってきました。
1月28日の朝7時に地元を出発。
まずは談合坂SAでふじのすけの丼を頂く。
映えを狙ってなのか、皿の端に斜めに盛り付けてあって撮りやすいのはいいんですが、ふじのすけに白髪ネギが絶望的に合ってない…ふじのすけ自体は美味しいだけに勿体なかった。
同行者のフリーダムレッド氏と運転を交代しながら、中央道を驀進
今日は特に用事も無かったので、岐阜の友人とドライブする事になり、岐阜羽島駅に集合。
丁度ドクターイエローの通過があったので撮影しました。カッコ良い。
友人の紹介でお千代保稲荷を参拝して
参道の「げんき」さんで串カツやどて煮丼を堪能。
南下して関西本線のDFを撮影。
Ai-MiことDF200-201も撮れました。
写真を撮り忘れたんですが、岐南駅近くの「湯どころ みのり」さんで雪見風呂を決めてきました。案内してくれた友人さんありがとうございました。
岐南からはパノスパの展望席で名古屋へ。
夜だったので展望席貸切でした。たのしー!
栄のホテルまでタクシーで帰って本日終了。
翌日はライブのある夕方まで暇だったので、偶然にも運転があった、名鉄空港線18周年記念の中部国際空港行きパノスパ&1800系重連を撮影する事に
半日ぶりの岐南駅。
岐阜〜一宮は朝も雪が降っていたので雪と絡めて被られない岐南で撮影するも、裏に1800系が被る…でも雪景色を記録できたのでヨシ。
再び笠松でパノスパの展望席に乗車
あごだし冷やしとろ玉うどんを頂いて撮影地の多屋駅へ。
中部国際空港行きパノスパ(2往復目)と空港線18周年記念の1800系重連による普通列車を撮影。
あまり詳しくないけど、どっちもレアらしい。
神宮前に戻って3往復目も撮って、大曽根のスーパー銭湯で体を温めてからfhanaのライブへ
当日は14時から政府のガイドラインで声出し可能になる日で、14時開演のライブ直前に声出しOKになる劇的展開でした。
ギターの和賀さんが脱退前最後のライブで、声出して楽しめて、やっぱライブはこうだよな…と噛み締めた最高のライブでした。
同行者が明日仕事なので、21時前に名古屋を出発して、爆速で新東名を帰ってきました。
途中刈谷で夕飯休憩、長篠設楽原と駿河湾沼津で運転者交代をしながら、午前2時前に帰宅。
ぎゅっと凝縮された2日間でとっても楽しかったです!
2023新春上越北陸遠征
あけましておめでとうございます🎍
以前から旅行記的なものを書いて見たかったので、新年になったのでせっかくなら雑記帳を活用する事にしました。
2023.1.3
撮り鉄の朝は早い。
フリーダムレッド氏と共に地元川越を3時過ぎに出発し、上信越道経由でまずは妙高高原を目指す。お目当てはしな鉄の115系湘南色が充当される314M。
日の出前の到着だったので、妙高高原駅構内での撮影。北しなの線314Mは数少ない車掌乗務列車なので普通幕が嬉しい。
314M発車後、割とすぐにしな鉄色の115系もやってきたので、こちらも撮影。
謹賀新年の鉄むすHMが嬉しい。
改札口から115系が見えるのもあと僅かなのかもしれない。
発車前に移動して黒姫〜古間で迎え撃つ。
雪煙を上げながら駆け抜ける115系はやっぱり絵になる。
続いては日本最後の国鉄急行型電車、えちごトキめき鉄道455系を狙いに関山〜二本木へ。
しかし、前日Twitterに上がっていた写真を元に予定していた撮影地へ行こうとするが、昨晩からの大雪で完全に道が見当たらない。
すると、同業と思われる方がスノーシューを履いて進んでいくのを見つけたので、車を停めて着いていった。
ズボッ
一瞬で膝下まで埋まる。
先達はスノーシューだが、自分はワークマンの1900円スニーカーである。そりゃ埋まるわ。
それでも強引に進み、なんとか撮影ポイントへ。
あまりの大雪に、せっかくの謹賀新年HMがほぼ見えなくなってしまったが、豪雪地帯を行くかつての国鉄急行はとてもカッコよかった。
そして元来た道を再び雪中行進。寒すぎて死ぬかと思った…
更に北上して北新井駅付近で、北越急行車の妙高はねうまライン2324M新井行きを撮影。
クリムゾンレッドカラーのゆめぞらが先頭。
この列車は越後湯沢から北越急行の最速達種別、超快速スノーラビット3830Mとして直江津まで走り、種別と列車番号は変わるものの、通し運用で新井へ向かう。
北新井駅に停車中のHK100型トップナンバー。
2023年3月のダイヤ改正で超快速・妙高はねうまライン直通共々廃止になる事が決まっている。この日は上越線内大雪の影響で、六日町始発で運転されたらしい。
時刻は11時を過ぎ、お腹も空いたので道の駅マリンドリーム能生の中に番屋さんでのどぐろ定食(3300円)を頂く。
今回の旅行の目的の一つは、日本海の海の幸を味わう事なので奮発したが、口に入れたらあっという間に溶けてゆく柔らかさで、気付いたら無くなってた…美味しかった…
能生ICから北陸道で西へ向かい、富山県へ突入。さっき食べたばっかりだが、寒ぶりを食べに氷見へ向かう。
途中道の駅雨晴で休憩がてら氷見線を撮影。
撮影後、ひみ番屋街へ向かう。
15時に到着したが、年始という事もあり、16時閉店となっていて、寒ぶりが出る食事処は全て営業が終了してしまっていた…
どうするか悩んでいると、以前、氷見にきた際にお世話になった食堂を思い出し、確認してみると16時まで営業しているとの事だったので、氷見駅近くの食堂おがわさんにお邪魔した。
脂がのった氷見の寒ぶりは勿論、白海老天・氷見うどんも絶品で、更にオマケで鰤カマ焼きも頂いてしまったが、気付いたらあっという間に完食していた。
目的の寒ぶりも無事食べられたので、ホテルのある射水へ。途中、再び道の駅雨晴に車を置いて、陽が暮れるまで氷見線を撮影した。
氷見線といえばやっぱり海。
陽が落ちたの、でS字カーブのレールに列車のヘッドライト当てて雰囲気出そうと思ったら、ハットリくん列車が全てを壊して行って泣いた(泣いてない)
2023.1.4
2日目はキハ85系の特急ひだを撮影する為、飛騨方面へ向かう。その間に寄り道2ヶ所。
①PAワークス本社
②白川郷太閤山展望台
白川郷の太閤山展望台はまさかの1番乗りだったので、ゆっくり撮影できました。雪の白川郷、一度撮ってみたかったんだよね。
白川郷から更に1時間ほど走り、やってきたのは飛騨一ノ宮駅。
まずはHC85系の運用となった、ひだ1号から撮影開始。
飛騨一ノ宮駅には自分たちの他に5人ほど撮影者がいてちょっと驚きました。
その後、飛騨一ノ宮〜久々野の大カーブ(通称:宮カーブ)付近で撮影する事に。
まずはひだ8号から。キハ85系特急ひだの定期運用は次改正で無くなってしまうので、今回の旅の中でも重要な撮影だったりします。
特に撮影しておきたかったのが、繁忙期で10両編成に増結される運用で、気動車列車では2023年現在、日本最長編成になるのではないでしょうか…?
この日は名古屋発飛騨古川行ひだ5号と大阪発高山行ひだ25号の併結運転区間である、岐阜〜高山間と、折り返しの高山発名古屋行きひだ12号の全区間が10両編成となっていました。
ひだ5号+25号は宮峠を抜けて、大カーブを駆け降りてくるシーンを撮影。
気動車特急の10両編成は圧巻です。
10両編成の折り返しを待つ間に、HC85系運用のひだ10号を撮影。露出オーバーとピン甘…補正して見れる感じにはなりましたが、後日リベンジしたいところ。
次のひだ81号はHC85系でしたが、こちらは手前のススキにピントを持って行かれて撃沈…
AFが信用できなくなったので、ひだ7号をピント合わせの練習電にして、いよいよ本番の10両運用、ひだ12号を撮影します。
曇ってしまったものの、F2.8でバッチリ決めました。
この撮影地、左右共に柱が多く、柱を隠す為の切り位置がとてもシビアなので、練習多めでの撮影になりましたが、切り位置を完璧に決められて本当に良かったです。
その後のひだ9号は撮影地が見つからず、スナップ的な感じに。
まだ14時過ぎですが、翌日の仕事を考慮してこれにて特急ひだの撮影終了。
帰りは安房峠を抜けて松本へ。
山の雰囲気出そうと思ったけど半端になっちゃいました。
その後は松本で夕食を食べてから三才山経由で佐久へ抜け、Uターンラッシュの終わった上信越道と関越道を経由して川越へ。21時過ぎに自宅へ帰りました。
新年早々ハードな旅でしたが、充実した撮影が出来て大満足でした。
今後も気が向いたら撮影記や旅行記を書いて残していきたいと思います。