西鉄甘木線インシデントで気になった事
今日の話題はハイパーマニアック。
西鉄さんめっちゃやらかしてる。
http://www.nishitetsu.jp/userfiles/emergency/fd6107ce35607d680dcbde094d6d1530.pdf
信号冒進・ATS無断復帰・踏切無遮断のトリプル役満…!
これはあかんですわ…言うまでもなくインシデントですね。
信号冒進←信号を見てない
— 0-hr_yuta (@transistor_yuta) 2020年4月30日
無断復帰←規定を見てない
踏切未遮断←動作反応灯を見てない
もはや何を見て運転してるのかと…
そんな中、いくつか気になったことがありました。
①学校前駅の場内信号機の現示について
宮の陣の出発信号機を冒進し、方向てこが上り(大牟田)方に固定された状態で進行すれば、学校前下り場内信号機は背向進入となるため確実に停止現示となる。 pic.twitter.com/dje06559Cd
— 樽モト🦊フットバ10 (@as115212511151k) 2020年4月30日
https://t.co/2BsggcVjiz
— 樽モト🦊フットバ10 (@as115212511151k) 2020年4月30日
西日本鉄道によると閉鎖しないまま通過したのは五郎丸駅手前の五郎丸1号踏切道のみだったようです。また、場内信号機の現示についても確実に停止現示だったとは確定しかねます。
西鉄の出発信号冒進・ATS無断復帰・踏切無遮断のトリプルコンボ事象だけど、宮の陣駅から踏切9箇所を走行ってことは、五郎丸駅(棒線駅)で客扱いして、学校前駅(交換駅)まで行ったってことよね。
— うMM'えMM'ぽMM'ん@6M4T (@kaorurmpom) 2020年4月29日
学校前駅の場内信号の現示はどうなってたんだ……? https://t.co/mPVXeP5bhT
基本的には場内信号機の内方に列車がいなければGs現示出せるので、方向てこはあんまり関係ない気がします。
某社では列車が駅を出発して駅間の閉塞区間に入り切った直後に背向の場内信号機がGs現示されていることを時々見かけます(おそらくポイントの転換試験)
②早発してないor信号係(指令)ミスってない?
そもそも宮の陣駅の出発信号機がR現示で出発したということは、定時前に発車したか、信号係(指令)が定時になってもGs現示にしなかったのどちらかだと思います。早発だったらさらなる公表案件なので、その辺どうだったのかなと気になっています。
③無遮断の踏切が1か所だけ
五郎丸1号踏切だけ無遮断だった理由がいまいちわかりません。
他の踏切は動作していたのであれば、どこかの信号機と連動する踏切だったのかなと思いましたが、その辺はわかりません。理由が気になってます。
④公表の仕方
信号冒進やATS無断復帰も明らかにやばいのに、なぜ踏切無遮断で公表したのか。
→調べた結果、一見信号冒進やATS無断復帰の方がヤバそうだけど、全て等しく「インシデント」なのでこういう形での発表になったのではないか。
今回の西鉄さんの件に限らす、事故やインシデントは他山の石としてしっかり自分の記憶に止めておいて、仕事に生かしていければいいなと思っているので、度々こういう雑記を書くかもしれません。
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